源泉徴収票の書き方が分かれば、源泉徴収票の見方・読み方は完璧
源泉徴収票ですが、企業で税務を担当していると毎年、この時期に源泉徴収票の読み方の質問にあたります。皆、基本的なもので直ぐに解決しますが、源泉徴収票の読み方は自分の納税に直結するだけにとても大事。源泉徴収票の読み方がマスターできない人は、書き方をおさらいする気持ちで憶えてしまいましょう。源泉徴収票の読み方への不安が一気に解消されますよ。
年末調整が終わると源泉徴収票作成に入るのが通常の流れ。源泉徴収票の多くは12月末の給与支給と同時に配布されているはずです。源泉徴収票の書き方、見方・読み方のチェックポイントは少なくありませんが、流れで憶えてしまえばそれほど複雑ではありませんからご心配なく。
第一のチェックは支払い金額。源泉徴収票に毎月給与に賞与を加えた総額記載があるはず。 自身で保管している給与明細を足し上げて検算。源泉徴収票の第二チェックは給与所得控除後金額、これは理屈ではなくて税務署支給のテンプレートに当てはめた金額です。支給給与全額に課税される訳ではありません。源泉徴収票の作成用資料として税務署のホームページでも公開されていますので検索してみると勉強になるかも。
源泉徴収票では、年末調整が済んでいるので、本来は間違いが無いのが当たり前ですが、会社がくれた源泉徴収票に間違いが無いという保証はありません。法の原則は、あくまでも個人納税です。源泉徴収票を作成したりするのは、あくまでもサラリーマンの納税簡素化の為です。源泉徴収票の書き方、見方・読み方の山場は所得控除額、これは個人によって全て違うのが当たり前なのできっちりチェック。源泉徴収票の計算で必ず見るポイントは以下のポイントが入っているかどうかです。「配偶者控除」は通常は一律38万円。但し源泉徴収票の中では配偶者に所得がある場合には別の額面(28万円)となる事も。「特定扶養」は高校生以上、社会人前の扶養家族に適用。「老人」は源泉徴収票では配偶者控除と同額で計算。但し、70歳以上は順次減額の「姥捨て山税法」があるので注意。「社会保険控除」は毎月の給与から天引きされた年金や健康保険料の合計額。「生命保険控除」は源泉徴収票の見方では保険料10万円を超える契約に対して一律5万円の控除です。
源泉徴収票の所得控除チェックポイントをもう少し。「損害保険料控除」は15,000超の掛け金に対して一律1万5千円。さらに忘れちゃいけない基礎控除が誰でも一律38万円。源泉徴収票の書き方では、これらのチェックポイントを全て確認、再確認するようにしています。ですから、貰う側も、この源泉徴収票の書き方に沿った見方・読み方をすれば万一計算間違いなどがあっても見つけられるはずです。面倒くさいと思わずに、税金の事ですから一度自分の源泉徴収票を読み込んでみましょう。
最後に、源泉徴収票ですが、発行の義務から逃れられる会社はありません。サラリーマンの話題として人気の源泉徴収票の見方・読み方ですが、パートや派遣、アルバイトに対しても発行の義務は当然にありますから私のところでも処理しています。仮にアルバイトだから源泉徴収票は出ないと言われても、「源泉徴収票が必要です」の一点張りで頑張ってください。それでも駄目なら税務署が会社を指導してくれます。高い税金を払っているので税務署にも仕事をしてもらいましょう。源泉徴収票の紛失でも同じように再発行を受ける事ができます。